2012年12月11日
コクサイ シャノン
今回はコクサイ製 シャノン・ダットサイトです(*´ω`)

このシャノンは光学式サイトとしては変わり種で、
レンズが前側にしかないんですね。
後ろ側は何も入ってません。

マウントは20ミリのみの対応です。

前側のレンズはルビー・コートみたいな処理が施されています。
型自体は'90年代前半にマッチ・シューターの間で流行した
大口径のオプチカル・サイトに範を模してます。
当時、コクサイと密接な関係にあったナガタ・イチロー氏が
実銃に載せてテストしたとか?
実際にマッチで使用したかどうかは不明ですが。
多分、実銃の反動には耐えられなかったんじゃないかと思われ。
尚、余談ですが大口径ダット・サイトは
弾道と狙点が一致しないという理由で
早々と廃れてしまいました。
射程の短い拳銃射撃競技には
大口径の利点を生かせなかったんですかね。
最も、ライフルにダット・サイト載せるのはナンセンスですけれど。
このシャノン、当時の販売価格は32800円だったそうです。
自分は中古品を購入したので格安でした。
当然、本体のみで箱、説明書無しです。

本体右側のウインテージ・スクリュー・カバーの前にある
謎のパーツはシャノン・ツールと言って、
サイトの調整やマウント・スクリューの増し締めや
バッテリー・キャップの閉開に利用するツールです。
そして、本体左側のメダリオンの部分は
予備バッテリー・ケースになっています。

画像の最後はゲスト出演のコクサイ スコア・マスターです。
本来なら、同じコクサイのスピード・マスター
(ツチノコとかクロノコとかのアレです)
に出演して頂きたいんですが、手元に無かったもので(;´∀`)
スコア・マスターについてはいずれレポートしますです。
このシャノンは光学式サイトとしては変わり種で、
レンズが前側にしかないんですね。
後ろ側は何も入ってません。
マウントは20ミリのみの対応です。
前側のレンズはルビー・コートみたいな処理が施されています。
型自体は'90年代前半にマッチ・シューターの間で流行した
大口径のオプチカル・サイトに範を模してます。
当時、コクサイと密接な関係にあったナガタ・イチロー氏が
実銃に載せてテストしたとか?
実際にマッチで使用したかどうかは不明ですが。
多分、実銃の反動には耐えられなかったんじゃないかと思われ。
尚、余談ですが大口径ダット・サイトは
弾道と狙点が一致しないという理由で
早々と廃れてしまいました。
射程の短い拳銃射撃競技には
大口径の利点を生かせなかったんですかね。
最も、ライフルにダット・サイト載せるのはナンセンスですけれど。
このシャノン、当時の販売価格は32800円だったそうです。
自分は中古品を購入したので格安でした。
当然、本体のみで箱、説明書無しです。
本体右側のウインテージ・スクリュー・カバーの前にある
謎のパーツはシャノン・ツールと言って、
サイトの調整やマウント・スクリューの増し締めや
バッテリー・キャップの閉開に利用するツールです。
そして、本体左側のメダリオンの部分は
予備バッテリー・ケースになっています。
画像の最後はゲスト出演のコクサイ スコア・マスターです。
本来なら、同じコクサイのスピード・マスター
(ツチノコとかクロノコとかのアレです)
に出演して頂きたいんですが、手元に無かったもので(;´∀`)
スコア・マスターについてはいずれレポートしますです。
ちょっと見かけたので知っている範囲でお知らせします。
当時の話なので記憶違いや誤認識はご容赦を。
このダットサイトは大口径かつ軽量化を目的として、
当時日本でも人気のあった(現在もか?)スチールチャレンジでの
使用を目的として開発されたと聴いています。
そのため、開発にはイチロー永田氏や当時の日本人シューター
(渡米して試合に参加していた人たち)たちにアドバイスを求めたと
聴いています。
またこれがベースとなってProPoint4という大口径ダットが生まれた
という経緯だったかと思います。
大口径が生まれた理由はスコープ内視野を大きくすることで
スチールチャレンジでのすばやいサイティングに有効であるという
話だったかと思います。接眼レンズが入っていないのはそういう競技で
使うものですから不要であったこと、軽量化のためには不必要なものは
取り払ってしまおうという理由からだったと思います。
そういう経緯から、スチールチャレンジでも使われたと聴いています。
しかし当時コクサイはノウハウが無いために初期のものは実銃の衝撃
(反動)に耐えられずマウント部にひびが入るケースが多発したと
聴いています。後期の製品では材質の吟味も進みそういうケースは無かったかと。
また実銃での使用となると屋外のため、接眼レンズが無いということは
後部から砂や埃、また雨や水滴、オイルなどが入る危険があり、さらにそれが
前部レンズ内側に付着した場合には掃除が面倒であったと聴いています。
それらの理由から実銃では使われることが無くなったと聴いています。
ただレンズを前方1枚で済ませるコンセプトは後のC-MOREやそのコピータイプ
の製品で生かされる結果となったのではと想像します。
大口径であることの理由も、練習を重ねホルスターから銃を抜いて構えたとき
必ず定位置に来るよう練習を重ねれば大口径である必要も無いことが
わかってきました。これが昨今大口径が少なくなったことの理由と思われます。
また、ご指摘の大口径ダットは弾道と狙点の不一致という話は、おそらく
取り付けで銃身線とスコープとの高低差のこと(パララックス)を指摘されて
のことと思われますがこれは自分が使う銃の性能に熟知していれば問題のない
話であります。他人がスコープ調整し試射もなく貸し出された銃であれば
この差は問題となると思いますが・・・
エアソフトガンで、室内で使う分にはまだまだ十分使える性能を持っていると
私は思っています。
以上、長々と失礼いたしました。
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-素晴らしい!!
こういうお話が聞きたかったんです。
当時のマッチシューターとか業界の方のお話が。
いやはや、勉強になりました。
ありがとうございますm(_ _)m
>またこれがベースとなってProPoint4という大口径ダットが生まれた
あ、taskoが絡んでたっていうのはホントだったんですね。
重ね重ねありがとうございます。