2012年09月18日
ゴールド・ガヴァメント
2012年09月12日
MGC ボランド・ロング・コンプ
今回はMGC製 ボランド・ロング・コンプです(*´ー`)

自分のコレクションの中では数少ないマッチ・ガンです。
(そう云えば、一頃レース・ガンなんて云い方してましたね)
ボランド・ロング・コンプは鉄の魔術師と呼ばれたジム・ボランドの傑作銃です。
複雑なカタチに加工されたコンペンセイターと
鋭角にとがったハンマー、
両側に装備されたサム・ガードがこのカスタムの肝ですね。
インナー・バレルはMGC御自慢のサイクロン・バレル。
集弾性については未だに疑問の残るバレルではありますが、
やはり、ライフリング入りのバレルはカッコイイですねぇ。
マガズィンは美しいスティンレスのボディに
ブルーのMgバンパー付き。
たしか、オプションで6色くらいのMgバンパーがありましたね。
で、残念ながらグリップはプラのままです。
木製グリップ、もう買えないだろうな-。

さてさて、ボランド・ロング・コンプですがモデルガンも有ります。
(自分は所有してないですが)
メーカーから量産品
(と云っても限定品みたいな生産数でしたが)と、
東京タワーだか後楽園だかの
MGCイベントで販売したカスタムです。
量産品の方は口径が.45ACPになってましてちょっと残念でした。
MGCの製造部曰く、「.38はBLKの調子が良くない」らしいので、
.45仕様にしたのではないか、と想像しています。
イベント・カスタムの方は
最早マボロシのカスタムと化しておりまして、
生産数はわずか5挺!と云われてます。
イベントの目玉商品として製作されたハンド・メイド・カスタムで
お値段は相当高かったそうです。
(20万を超えてた、と聞いた事もあります)
某ガンショップに勤務してた頃に
一度見たような気もするんですが、
果たして本物だったのか否か。
今となっては検証する事も不可能ですが…。

こういったカスタム・ガンってのも流行廃りがあるのですが、
ウツクシー銃は何年経ってもウツクシーのであります。

自分のコレクションの中では数少ないマッチ・ガンです。
(そう云えば、一頃レース・ガンなんて云い方してましたね)
ボランド・ロング・コンプは鉄の魔術師と呼ばれたジム・ボランドの傑作銃です。
複雑なカタチに加工されたコンペンセイターと
鋭角にとがったハンマー、
両側に装備されたサム・ガードがこのカスタムの肝ですね。
インナー・バレルはMGC御自慢のサイクロン・バレル。
集弾性については未だに疑問の残るバレルではありますが、
やはり、ライフリング入りのバレルはカッコイイですねぇ。
マガズィンは美しいスティンレスのボディに
ブルーのMgバンパー付き。
たしか、オプションで6色くらいのMgバンパーがありましたね。
で、残念ながらグリップはプラのままです。
木製グリップ、もう買えないだろうな-。

さてさて、ボランド・ロング・コンプですがモデルガンも有ります。
(自分は所有してないですが)
メーカーから量産品
(と云っても限定品みたいな生産数でしたが)と、
東京タワーだか後楽園だかの
MGCイベントで販売したカスタムです。
量産品の方は口径が.45ACPになってましてちょっと残念でした。
MGCの製造部曰く、「.38はBLKの調子が良くない」らしいので、
.45仕様にしたのではないか、と想像しています。
イベント・カスタムの方は
最早マボロシのカスタムと化しておりまして、
生産数はわずか5挺!と云われてます。
イベントの目玉商品として製作されたハンド・メイド・カスタムで
お値段は相当高かったそうです。
(20万を超えてた、と聞いた事もあります)
某ガンショップに勤務してた頃に
一度見たような気もするんですが、
果たして本物だったのか否か。
今となっては検証する事も不可能ですが…。

こういったカスタム・ガンってのも流行廃りがあるのですが、
ウツクシー銃は何年経ってもウツクシーのであります。
2012年09月11日
探偵は俺の稼業

探偵は俺の
それはうらぶれた街角の古びた路地にある。
煤けた煉瓦作りのビルの三階が俺の事務所だ。
第一話
その日、1日の業務を終えた俺は
机上に放りだしたままの書類を雑に片付けた。
酒でも飲もうと酒棚に手を掛けたが、
コーンビーフとウヰスキーだけでは侘びしすぎる。
かといって、繁華街に出掛けて行くには些か億劫な時間であった。
「さて、どうしたものか」
紫煙を燻らせながら考えあぐねていると
不意に電話が鳴った。
「もしもし?その節はどうも…」
どうやら、先日世話をした依頼者らしい。
「とても助かりました。一席設けますので是非」
俺は急に頬が緩むのを押さえながら電話の主に応じた。
「わかりました。有り難くお受け致します」
そう答えて電話を切り、身支度をはじめた。
上着を脱いだ後、右腰の重しを手に取った。
コルト・ディテクチブ・スペッシャル。
獅子鼻(スナッブ・ノーズ)の回転式拳銃だ。
六連発だが小型で軽量なので携行にぴったりだ。
なにぶん業務上に必要なので嵩張らない方が都合が良い。
大抵の場合、護身用というよりは威嚇用途での使用なのだが
幸いというかこの銃だけは日本では未だ発砲したことは無い。
俺は依頼者の顔を思い浮かべながら腰の革ケースを外すと
右足の脛に括り付けた。
(まぁ、用心するに超した事は無いからな)
自分に言い訳しながら身支度を終えた俺は部屋を出て、
路地まで出向くとタクシーを拾い、行く先を告げる。
(今夜も使うことは無いといいが…)
すっかり帳を下ろした夜の街に目を向けた俺は
これから始まる酒宴を思いながら右脚のコルトの感触を確かめた。
―了―