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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年06月05日

マルシン ハイパワー チャイニーズモデル+ホルスターストック

今回はマルシン工業製 ブローニング・ハイパワーです(*´ω`)

しかも、スライドの漢字の刻印がエキゾチックな
チャイニーズモデル!


ABSモデルの末期なのかな?
つや消し仕上げとなっております。
更に、ホルスターストックもお披露目♪


ホルスター部分の革がちょっとやれちゃってます。
なんかシミとかもあるし('A`)
でもまぁ、お気に入りのモデルであります。
最近、ストックが再販されましたねぇ。
喜ばしい限りです。

その昔、御徒町の「レプリカ」で、
ハイパワーのカスタムモデルを舐めるように
眺めてたっけなぁ。
店の奥の縦に細長いガラス・ケースの中に展示してあったっけ。
そんなノスタルジーをも思い起こさせる銃でもあるのです。


ハイパワーは大藪作品にも登場してます。

「いつまでも、ぼやぼやしているんじゃねえぜ」
オレに拳銃を向けた男が、いらいらした声で言った。
拳銃は、ブローニングの九ミリ、
ハイ・パワーの大きな自動式だ。
オレに近づくと、むぞうさにオレのわき腹に
銃口を突きつける。
オレは、その自動拳銃の撃鉄が
まだ起こされてないのを見た。
いきなり右手で自動拳銃の遊底を撃鉄ごとつかみ、
左手で男を引きよせる。
あわてた男は、引金を絞ろうとしたが、
一度撃鉄を起こさないと
発射できるわけがない。
オレはそいつの手から強引にブローニングをもぎ取り、
親指で撃鉄を起こした。

『動くな!オレがハジキの扱いかたを
知らないとでも思っているのか!』


大藪春彦作角川文庫版「男の墓標」収録の
陸送屋稼業です。
ちょっととぼけた感じの主人公でした。


どうです、この表紙!
書店で見掛けたら思わず目をそらしてしまいそうな
迫力感がありますね。
  


Posted by giraffa  at 11:06Comments(0)マルシン